自然を相手にした果樹栽培

3月に入り、ようやく暖かくなる気配を感じています。
今シーズンの冬は本当に雪が多く寒かったですね。
悠久ファームのある長野県山ノ内町、今年の冬は大雪が何度も続きました。


2月後半でも70cm程の積雪。
日差しが出て、一時50cmを下回ったのですが、そうかと思うとまたも大雪。
一回に30cm以上積もることもしばしば…溶けないまま降り積もり、今年は雪が完全に溶けるのはいつになることやら…。


例年であれば、今の時期は剪定作業の真っ最中なのですが、今年はこの大雪により、なかなか進まずにおります。
そして、これまた大雪の影響なのか、雪に覆われ山に餌になるものがないのか、ニホンジカの食害に遭っています。


ニホンジカによる食害

山ノ内町の春は遠そうです…しかしながら、昨年は遅霜による凍霜害に泣かされたので、今年は果樹への大きな被害が出ないシーズンであることを願っています。

今年は冷え込みも厳しかったので、りんごもいつもより長く楽しめているのではないでしょうか?
昨年は贈答用のりんごをほとんど準備することができず、楽しみにされているお客様に申し訳ない思いでいっぱいでした。
しかしながら、自然を相手にしている果樹栽培。このような予測不能な事態は起きてしまいます。
今年の大雪もそうですが、ここ最近は異常気象が続き、毎年何が発生するか読めません。
それは、これから先も続いていくことでしょう。
収穫するまではっきりとした出荷量が見込めず、予約を受けていても状況によりお断りせざるを得ないことが出てきたり、家庭用や訳あり(傷モノ)品が想像以上に多く発生したり、今までのような予約の受け方は今後ますます難しくなっていくと感じています。
そのため、今年は販売方法を見直していきたいと考えています。

りんごであれば、今までは贈答用の販売がメインでしたが、今年からは家庭用や訳あり(傷モノ)品の販売にも力を入れていきたいと思います。
また、まだまだ試行錯誤中のオンラインショップ、直販との価格や送料に違いが生じているのですが、統一を図りたいと思っています。


そうこうしながら今シーズンの計画を立て、雪の様子を見ながら選定作業にあたっています。
今年も“おいしい”りんごやぶどうをお届けできるよう頑張ります。
販売方法に変更も出てくると思いますが、今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

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